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水道事業ガイドラインに基づく「業務指標」及び「主要背景情報」の算出について

更新日:2023年09月01日

伊丹市上下水道局では、水道サービスの更なる向上、事業運営の透明性の確保、効率化等を目的に、公益社団法人日本水道協会が制定した水道事業ガイドラインに基づき、平成30(2018)年度「業務指標」及び「主要背景情報」を算出いたしましたので、お知らせします。

水道事業ガイドラインとは

水道事業ガイドラインとは、水道事業体のサービス(事業)内容を全国共通の算定式によって、数値化したものを水道事業者が分析しサービス水準の向上を図るためのツールとして、平成17(2005)年1月に公益社団法人日本水道協会が規格(JWWA Q 100:2005)を制定したものです。その後、平成28(2016)年3月に規格(JWWA Q 100:2016)として改正されました。

水道事業ガイドラインは水道事業活動全般を多目的に定量化する規格である業務指標(PI:Performance Indicator)と、各水道事業体の背景となる主要背景情報(コンテキストCI:Context Information)から構成されています。

水道事業ガイドラインの指標

[業務指標」とは

「業務指標」とは、水道サービスの達成度を「安全で良質な水」「安定した水の供給」「健全な事業経営」の3つの目標を柱として分類し、119項目の指標(Performance Indicator)を数値に示したものです。

目標1「安全で良質な水」(17項目)

水道水の安全性の向上、良質な水道水の供給

目標2「安定した水の供給」(57項目)

いつでもどこでも安定的な水道水の供給

目標3「健全な事業経営」(45項目)

健全かつ安定的な事業経営の継続

「主要背景情報」とは

「主要背景情報」とは、「水道事業体のプロフィール」 「システムのプロフィール」「 地域条件のプロフィール」 の3つに分類されます。「業務指標」は、数値の持つ意味を背景情報と共に考察する必要があり、「主要背景情報」はそのために活用する情報です。

 

水道事業ガイドラインに基づく「業務指標」及び「主要背景情報」の活用

伊丹市上下水道局では、平成28(2016)年3月に策定した「伊丹市新水道ビジョン」に掲げた基本理念「未来につなぐ 安心・安全な 伊丹の水道」に基づき、目標を設定し、水道水の安全の確保(安全)、確実な給水の確保(強靭)、水道サービスの持続性の確保(持続)の3つの視点から計画的、能率的に水道事業を運営しています。今後も水道事業ガイドラインに基づく「業務指標」及び「主要背景情報」を把握し、客観的、定量的に分析を行い、明らかとなった課題等の対応策や目標値の設定等を検討するとともに、事業運営の透明性の確保や効率化および水道サービスの向上に努めていきます。

この記事に関するお問い合わせ先

伊丹市上下水道局経営企画室経営企画課
〒664-0881伊丹市昆陽1-1-2(局庁舎2階)
電話番号072-783-1600 ファクス072-783-4609