「伊丹市新水道ビジョン」「伊丹市下水道ビジョン」

伊丹市上下水道局では、少子高齢化の進展や節水機器の普及等による水需要の低迷、施設の老朽化、東日本大震災を踏まえた施設の強靭化、将来予測される人口減少社会の到来など、上下水道を取り巻く環境の大きな変化に対応するため、平成28年度から今後の10年間の実施目標を定めたビジョンを策定しました。

伊丹市新水道ビジョン

新水道ビジョンでは、『未来につなぐ 安全・安心な 伊丹の水道』を基本理念とし、「安全」、「強靭」、「持続」の3つの視点を基本目標と定めました。

「安全」では、水質事故の防止、水質管理体制の充実・強化、鉛製給水管の更新などに取り組みます。
「強靭」では、基幹施設の耐震化、配水管の耐震化、応急給水体制の充実などに取り組みます。
「持続」では、情報の提供と市民協働の推進、経営の健全化、計画的な施設の更新などに取り組みます。

伊丹市下水道ビジョン

下水道ビジョンでは、『快適なくらしと 循環型社会に貢献する 伊丹の下水道』を基本理念とし、「循環型社会の構築に貢献」、「強靭な社会の構築に貢献」、「新たな価値の創造に貢献」、「国際社会に貢献」の4つの使命を基本目標として定めました。

「循環型社会の構築に貢献」では、不明水対策への取り組み、汚水管渠・雨水管渠・ポンプ場の長寿命化、経営の健全化などに取り組みます。
「強靭な社会の構築に貢献」では、地震対策、浸水対策、住民理解の促進とプレゼンスの向上などに取り組みます。
「新たな価値の創造に貢献」では、循環エネルギーの推進などに取り組みます。

これからも、市民生活を支えるライフラインとして、将来にわたる上下水道サービスを持続的に提供し、安全で安心なまちづくりを進めてまいります。