汚水と雨水を分けましょう

伊丹市の下水道について

下水道には、私達の暮らしを守る大きな役割があります。 工場排水や家庭の台所・洗濯・風呂などで使った水が川や水路に流れ出すと、いやな臭いがしたり水のたまったところではハエや蚊が発生したりして街が汚れてきますが、下水道が整備されると汚れた水を集めてきれいにすることができます。

 現在の伊丹市の下水道普及率はほぼ100％に達しており、河川の水質改善が進み、街が美しくなって私達の生活は衛生的で快適なものになりました。  

下水道への不法投棄をやめましょう

汚水管や水路にはなんでも流していいというわけではありません。

汚水管に紙オムツやタオルなどを流してしまうとつまりの原因になります。

また汚水を汚水管へ流さず河川等へ直接排水したり、水路に鉱物油やペンキを流してしまうと、川や海が汚染されて、魚や鳥等の生物が住めなくなるばかりか水道水の水源としても使用できなくなります。

良好な生活環境を守るために、下水道の適切なご利用をお願いします。

雨水が汚水管に流れていないか確認をお願いします

伊丹市の大部分を占める分流式下水道の場合、汚水と雨水を一緒に流すことはできません。しかしながら、雨天時には晴天時に比べ処理水量が増加しており、汚水管に相当量の雨水が流れ込んでいると考えられます。この原因のひとつとして、家の屋根や庭に降った雨水が誤って「汚水管」に接続されていること（誤接続）が考えられます。

雨水が汚水管に流れ込むと、道路のマンホールから汚水が溢れるなど、重大な事故につながる危険性があります。また、宅地内や道路に溜まった雨水を流すために、汚水ますやマンホールを開けることは、転落事故につながり非常に危険ですので絶対にやめてください。

雨どいが汚水管、汚水ますに誤接続されていませんか。また、汚水ますや汚水管の破損はありませんか。雨水が浸入する原因となりますので修繕をお願いします。